超短編小説and雑文・morimorispyのブログ

ちょっと、短編小説らしきものを書いてます。日々の雑文も書いてます。

わたくしごと・雑文

ちょっと、胃腸の方の検査入院or入院で、しばらく病院に入院します。それで、ブログ当分、お休みになるか、更新が少なくなると思います。 自分の年齢を感じます。ああ、もっと体に優しい生活を送っていればなあと思う次第です。 皆様も体に気を付けて。

aikoの古いCD職場でなんとなく、かけたら、結構好評だった・雑文

aiko-『KissHug』music video short version 職場の雰囲気も悪いわけじゃないが、もっと、ちょっぴり、よくなった。 aikoさんに感謝。

ひさびさ・雑文

死んだはずのビューティフルな女性が俺に微笑みかけたんだが!映画『アンジェリカの微笑み』予告編 いろいろ、読書してました。映画も見てました。何で頑張るかわからないけど、映画をみて、自分も頑張ろうという気になりました。 オリヴェイエラ監督の「ア…

東京の頃その2(二話完結)・短編小説

静江は新聞のチラシを見ていた。「男女共生センター斉藤紀香先生講演会」と写真入りのチラシが目に付いた。間違いなく。昔の恋人の紀香だった。 先生になったのかという羨望と、まだそんなつまらないことやっているのかという馬鹿馬鹿しさが、静江の記憶や現…

東京の頃その1(二話完結)・短編小説

紀香は朝、必ず、軽い安定剤を飲む。テレビでは、地下鉄にサリンをまいたテロ事件が放映されていた。 「ああ、今日、バイト行かなくてよかった。あぶない、あぶない。」と紀香は言った。彼女の静江は何か、その物言いが静江の道徳感情に著しく反したため、無…

スターウォーズ・フォースの覚醒を今更見た・雑文

レイトショウ、結構、人がいた。私のブログ界隈でも、人気の作品。見逃してはいけないと思い見てきた。 私、1・2・とみていないので、3だけ見た。4・5・6は高校生の頃、レンタルビデオで見たかな。だから、ちゃんと全作品見ないとな、と、席について、…

ここまでで感じたことと思ったこと・雑文

これから、小説は第三部に行くわけだけれども、ブログ小説にしては長いものになるので、ブログに書くのは回避したいと思います。。 長編小説とブログというメディアが、あまり合わないのではないかと思う時も書いていて、しばしばありました。 今後は、ほん…

孤独の絶滅その7(このシリーズ最終回)・短編小説

私は、格闘技の覚えがあった。昔、とあるカルト集団に入って,そこで格闘技を教え込まれた。「戦士」として。 格技を幾度か実践する機会があった。若いころ。若さが過ぎると、悪夢からの寝覚めた後のように、私はそれまでの私の行状に嫌悪しか感じられなくな…

孤独の絶滅その6・短編小説

アパートに帰ると、木曜日の山形映画祭と広志先輩のことを考えた。いずれ、丸川創大議員が広志先輩を衆議院の後継候補に指名するという噂だった。広志先輩が何か遠い存在へと感じられた。自分はただのフリーターにすぎない。もはや、身分が違うと言ってもい…

孤独の絶滅その5・短編小説

アレクセイ・ゲルマン監督『神々のたそがれ』予告編 私が働いているパン屋は、駅前の市街地にあった。「NPO法人・夢工場・エンゼルパン」というのがその名前だった。パン工場と売り場兼喫茶店に分かれていた。私は主に売り場と喫茶店で働いていた。 このパン…

孤独の絶滅その4・短編小説

居間で、私とまいさんはコタツを挟んで、向かい合った。 まいさんはしばらく泣いていて、涙をハンカチで拭いたり、ティッシュで鼻をかんだりしていた。 「殴られたの。Keiさんとやっちゃった日に。家に帰ったら夫がいたの。」 「え、結婚してたの?」 「そう…

「アクトレス」を見てきた・雑文

映画「アクトレス ~女たちの舞台~」予告編 #Clouds of Sils Maria #movie 本命「恋人たち」 対抗「スターウォーズ」 中穴「アクトレス」 みたいな感じだったが、寝過ごしてしまい、「アクトレス」しか見れないことに。 映画館まで歩いていく。 結構、面白…

孤独の絶滅その3・短編小説

まいさんを私は待った。待つ時間がひどく長い時間に感じ、それでいて期待に膨らみ、なお、猜疑心があるのを否めないという、やや複雑で混乱した心持ちでまいさんを待った。 まいさんから教えてほしいことがあった。電話番号やまいさんの家がどこにあるかをま…

孤独の絶滅その2・短編小説

私はイエデンの受話器を取った。 「もしもし」と私は緊張して、言った。イエデンの方にかけてくるなど、たまの母の説教か、セールスの電話での勧誘ぐらいだった。だが、期待があった。まいさんではないのかという。 「もしもし、まいです。」暗く疲れた声だ…

孤独の絶滅その1・短編小説

その後、まいさんから連絡はなかった。メールでも返事は帰ってこず、ローソンの朝番にも、まいさんはいなかった。 思い切って、ローソンの店長に聞いてみた。 「あの、スレンダーな店員の方、おやめになったのですか?」 それから店長が答えるのを待った。そ…

生活と思想・雑文

昔、仲のいい学者がいたのだが、私が田舎に帰るとしばらくすると、音信が途絶えた。「音信が途絶えた」と書くとカッコイイが、要は、電話番号を変えられたということだ。 田舎では本当に親に申し訳ないが、帰ってしばらくは、プラプラしていた。 それで、今…

今日あったこと、思ったこと・雑文

・今日は、いまさっき、競馬の師匠が私に金を再び借りに来た。再び返してきてくれることを祈るばかり。 ・県の文学賞にこの前終わった小説を膨らませて、応募することに決めた。 趣味は趣味だが、何か目標がないと上達はしないだろう、と思ったから。絶対受…

ここまでで気づいたこと・雑文

1、twitterもmixiも2週間ぐらいで辞めた私だが、ブログは6か月ぐらい続いている。めでたい。 2、ブログも趣味は趣味だけど、ある程度は頑張らないと、反応がさみしいものになる。 3、意外と自分が思う以上に、エッセイは、下手だった。評論も下手だ。だ…

アパートで。その2(このシリーズ・最終回)・短編小説

Love Is Blind _ JANIS IAN まいさんが、抱きしめられながら言った。 「弟の遺体は私が確認したの。母にはさせられなかった。人間てね、モロイよ。ほんとにモロイの。特に小さな子は。」 そういうと、まいさんは服を脱ぎ始めた。すると、まいさんが私の首に…

アパートで。その1・短編小説

Tears In Heaven [日本語訳付き] エリック・クラプトン 部屋へと通じるアパートの階段を上がった。私の部屋は二階にあった。まいさんも後からついてきた。 コンクリートの階段だった。 「雪が降ると、凍ってこの階段、危ないんだよ。」と、まいさんに聞こえ…

最近、元気が出ない。・雑文

映画『恋人たち』予告編 最近、元気が出ない。というより無気力。土曜日は映画でも見に行こう。たまには邦画でもいいな。しかも現代映画、現代映画ってなんだろう。それを見に行ってくる。

競馬の師匠が・雑文

私の競馬の師匠が就職した。ちゃんとしたところに。これは私にとっては良いニュースであるとともに、ほんとに羨ましい限りだ。 といっても、私の家に来て、金を借りに来た競馬の師匠は、やはり、競馬の師匠だなあ、と思う。

現実には・雑文

いよいよ、小説シリーズも佳境です。あと2,3回で終わる感じです。 コンビニの店員さんにメルアドを教えたという現実の出来事から、フィクションが派生しました。 その店員さんとはメールのやり取りを、ごくたまにしているだけです。現実には。 フィクショ…

嘘と女・短編小説

George Michael - Father Figure 「私、帰んないと。」とまいさんが言った。 「少し・・・俺の部屋によらないかい?少し。」 まいさんは、近くのベンチに座った。ジーンズをはいた足を組んだ。私の申し出に面食らったのかもしれなかった。私もベンチに座った…

ともだち・短編小説

You've Got A Friend / Carole King 公園を二人で歩いていると、次第にまいさんは饒舌になっていった。 「私たち、友だちだよね。」と爽やかな笑い顔をまいさんはみせた。 「そうだよ、というか、そうでありたいよね。」 「なんだか、昔からの親友と会った気…

決断した瞬間は気持ちいいが・・・雑文

私は、エイヤッと決断する、時が昔からあって、その時の爽やかな心地よさと勇気のみなぎる、心の状態が快感だったが、この歳になると、あの時、あんな決断しなければなあ、という思いをするときがある。 今のバイト先を当分やめないことに決めた。ハロワ通い…

試みのあと・雑文

短編小説が積み重なって、長編小説になったらおもしろいなあ。と思い、ちょっと、つながりのある短編小説らしきものをブログの題名も変えて書いてみたのですが、 私にとっては大変なことで、しょっちゅう、あらすじや構成、文体、登場人物などを最近、考えす…

walking in the park on Saturday

Saturday in the Park- Chicago 土曜の昼下がりの公園とはいえ、今年は暖冬だったが、新幹線の高架橋下の公園は、時折の寒風が吹いた。それに新幹線の走る轟音が何か寒々しさを倍加させた。 私はベンチで待っていた。その「まい」という女性を。彼女について…

そのあと

Doobie Brothers - Long Train Running それで、ローソンの女性店員とは頻繁にその日の夜、メールのやり取りをした。だんだん親しくなって、女は32歳だと判明した。メールで聞いてもいないのに、 「当方、現在、32ちゃいでちゅ。」という文言を送ってきた…

なぜ、私がスパイアクションを見るのかについて。

今日は「サバイバー」を見てきた。結構面白かった。映画ではボーンシリーズ以降のスパイ映画は現代スパイ映画と名付けられるぐらい、色々な映画の真似をしあっている。 そこが逆にたまらなく面白いツボだ。 1、主人公がなにがしかのトラウマを抱えている。 …