昔、キャバクラに行って

そこのキャバクラ嬢に、「競争」と「派閥」はどこにいってもありますよう。

と言われて妙に納得した覚えがある。

的確に世の中の一面をとらえた言葉だ。文学や芸術も同様ではなかろうか。

だから、そういう文化物を特別視してはいけない。

資本主義商品ではないものなど、今の時代に存在しない。

だから読むな、というわけではなく、そういうものだと思って読めばいい。