超短編小説and雑文・morimorispyのブログ

ちょっと、短編小説らしきものを書いてます。日々の雑文も書いてます。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

東京優駿雑感

友人が5000円単勝をドゥラメンテに賭けた。それ以外買わず、もろ一点買い。競馬のことはあまり詳しくないのだが、強かった。 後はけがをしないで、新たな歴史を作ってほしいと思った。

野心と賭け

ダービー(東京優駿)が近い。友人の何人か、知人の何人かは興奮を抑えられないでいる。 競馬好きの作家は多い。しかも有力な作家に多い。小説も一種の賭けということだろうか。 歴史に対して、世界に対して、自分の証しを刻み込む賭け。それだけが、文学の動…

再びネガティヴ野郎について

ネガティヴな奴に限って、無力感を人に押し付けてくる。 私はニーチェが嫌いだけれども、 ネガティヴ野郎の口癖は、「俺は弱い。お前も弱くなってくれ。」 というほとんど、ニーチェが分析した大衆のレトリックと類似する。 だからと言って大衆批判をする気…

ネガティヴな奴を一言でいうと

己の野心や強さゆえではなく、己の世界への無力さゆえに世界を希望を恵まれた隣人たちを憎む。 これがネガティヴ野郎の特徴

ネガティヴな奴にどう対処していけばいいのか。

ネガティヴな人間とは困ったもので、自分の置かれている不幸を他人も味わってほしいと考える。 その考えの根底にあるのは、 「私も試験落ちたのだから、〇〇ちゃんも落ちてほしい。」 というような、困った気持ちというか思考が根底にある。 芥川龍之介の「…

惨めさについて

時々、自分の人生の価値について考えてしまう。 人生において、ある学者は「人は誰でも惨めで無力だ」と書いた。 それはあくまで、非常に高い理想から言った言葉であって、やはり、相対的な、 ランクはあるのではないだろうか。誰もが、ほとんど、価値のある…

昨日はオークスをやってしまった。

競馬のオークスを友達に誘われてやる。300円かけた。ちなみに友達は5000円かけた。 両者ともに惨敗。GⅠはあれないというが、最近GⅠ荒れていたので、思い切って、大穴にかけた。大失敗だったが、 人気馬が差し込んで、実力の違いを見せたレース。仕方がない。…

面白さについて。

エンタメ小説とはひたすら面白くあらねばならない。出来れば、読者にも心地よく。 純文学とは面白さとはなにか?を問うのだろう。

自分の限界

自分の才をこすような意図を持った記事は消していきます。所詮、アマチュア。楽しんでいきたい。

「ピルグリム」を読破した。

やっとのことで「ピルグリム」読破した。飛ばした個所もあるが。 これは冒険スパイものの秀作だ。エピソードの連なりが交差し、無駄なエピソードがないかに思える。 そして、このスケール、アメリカならではだろう。 イギリスのスパイ小説には深く苦い味わい…

「羊たちの沈黙」のDVDを中古で今更ながら買う。

私が今、書いている小説は、ミステリ・スパイ・アクション・警察小説という、ちゃんこ鍋みたいな小説で、今はサイコミステリの要素が強い一連のエピソードを書いている。 だから、なんだ・というわけではないが、羊たちの沈黙・小説の方はこの前読んだので、…

自分

はっきりいって、勢いで書いたが、ブログのこと、よくわかっていない。自分。

1973のピンボールについて・浜崎あゆみから考える

「1973のピンボール」のことを正直書くと、浜崎あゆみの「seasons」を思い出す。 人間の寄る辺なさ、弱さ、そして高貴さ、ただ違いは、「seasons」には銘記すべき、 記念の年さえもが歌われておらず、ただ「season」(季節)としてめぐるだけだ。 ここには…

タルコフスキーのノスタルジア

若かりし頃、何回も見た。ボーリングでノスタルジーの井戸を掘り下げているような すごい迫力の映画だった。特に映画館で見ると。 それに比べると村上春樹の文章が醸し出すノスタルジーは上品で繊細だ。 関係ないが東京で、アレクセイ・ゲルマンの「神々のた…

今更ながら、村上春樹の「ノルウェイの森」を読み返している。

独特の文章で、現代口語の文章にノスタルジーが可能であることを示した作品。 そこでは記憶が主題であり、記憶がどんなに貴重な記憶でも、忘却されるということの残酷さの上に 人の生き死に(日常)が成り立つということか? 結構すぐ読めて、面白かった。

ジョイスのダブリン市民に・・・

ジョイスのダブリン市民の最後の方に、死せる魂という題名だったかな。小説があった。 ダブリン市民、友達にくれたままにして、友だちは死んでいった。いま、あの本はどうしているのか、考える時がある。 その友達はまるで私の文学的才能に期待とか興味を示…

死にゆくものの謎

未だに、なぜかと思う。私の、今、書いている小説は、ミステリー小説だが、いま、合点が行くのは、間接的にその友達の自死の理由を知りたいからだろう。ただし、今の私にそれを直接小説にする力量はない。 徐々に書いていこう。

つけたし

何分初心者なので、拙いところもあろうかと思いますが、よろしくお願いします。

はじめまして、始めた理由

はじめまして、 ブログを始めた理由は、友だちの自死をきっかけにして、それ以来、生の空虚さを感じるようになりました。その空虚さは案外手ごわく、中々私を手放してくれません。その自死した友達がそうであったろうがごとく、何かを残したい。価値のある人…