ネガティヴな奴にどう対処していけばいいのか。
ネガティヴな人間とは困ったもので、自分の置かれている不幸を他人も味わってほしいと考える。
その考えの根底にあるのは、
「私も試験落ちたのだから、〇〇ちゃんも落ちてほしい。」
というような、困った気持ちというか思考が根底にある。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」とは逆で、
「あいつにあやかって、俺も天国に行きたい。」というその他大勢ではなく、
「俺もだめだったから、あいつもだめになってほしい」という驚くべき、さもしい根性が働いているのだ。
そういう人間というのは、人の幸福を見ると人一倍悔しがり、人の不幸を感じると蜜の味とばかりに、
「ああ、やっぱり、〇〇ちゃんはだめだった、うっひー」というような感情を喜んで爆発させる。
そういうやつとは友達にならないのが一番利口だし、利用の価値があるなら、せいぜい、適当に利用して、上のステージに行ったのなら、無視すればいいだけだ。