超短編小説and雑文・morimorispyのブログ

ちょっと、短編小説らしきものを書いてます。日々の雑文も書いてます。

ロシア・ハウスを今更見た。

スパイ小説初心者である、私がスパイ小説にのめり込む、きっかけは、

短く言うと、高校の頃、アメリカのスパイ小説に一時期、はまったのと、今より、まだ、若いころ、映画のボーンシリーズに出会ったから。

それから、海外や日本のサスペンスというかミステリーというか、スパイ物というか、広義のミステリーを読み始め、アメリカのスパイ小説とは違う、これぞ、イギリスのスパイ小説というジョン・ル・カレに、出会ったから。英米というが、英と米では同じジャンルでこうも、色合いが違うのかと驚いた。

それで、ロシア・ハウスは一度、見て見たかった映画だった。私の映画の見方は文学より、甘い。甘い終わり方も大歓迎で、多分、原作と映画では違うのだろうが、原作の方はまだ読んでいない。が、映画に関していえば、上質のサスペンス・ロマンという感じで、メロドラマというと映画にとっては悪口になってしまったが、私はメロドラマ大好きなので、とても楽しめた。ジョン・ル・カレの小説とはおそらく中身はだいぶ違うのだろう。が、単体の映画としては十分楽しめるものだと思う。

今度、友だちと「チャイルド44」を見に行く予定なので、多分、はっきり言って、ロシアの醜い部分のてんこ盛りな、厳しい映画だと思う。映画の「ロシア・ハウス」多分、ロシアに甘すぎたので、その後で、厳しい映画を見るのもいいだろう。しばらく前に、トム・ロブ・スミスの原作の翻訳を買ったが、まだ、読んでいない。

ちなみにジョン・ル・カレ原作の映画名「裏切りのサーカス」は映画は中盤、原作を読んでいなかったので、何が何だか、分からなかった。正直に告白する。