超短編小説and雑文・morimorispyのブログ

ちょっと、短編小説らしきものを書いてます。日々の雑文も書いてます。

なぜ、私がスパイアクションを見るのかについて。

今日は「サバイバー」を見てきた。結構面白かった。映画ではボーンシリーズ以降のスパイ映画は現代スパイ映画と名付けられるぐらい、色々な映画の真似をしあっている。

そこが逆にたまらなく面白いツボだ。

1、主人公がなにがしかのトラウマを抱えている。

2、裏切りの裏切りとか、どんでん返しが頻繁。

3、どん底から這い上がる爽快さ。

4、主人公のコンピューターの知識がすごいし、闘っても、本当にありかもという現実            的な強さ。

 

ざっとこんなところだろうか。

これは案外、日常での私の状況や欲望を代理していると思った。

1、つまり、もはや信じられる人が数少ない。

2、裏切りや連衡合従が日常である。(職場とか友人たちの間で)

3、どん底から這い上がりたいという意識。

私は生活弱者というか、そちらの方に入るだろうが、開き直っているわけではなくて、この私の状況を何とか打破したいと思っている。だが、今以上のなにが得られるのかわからない。私の能力で何ができるのだろうかと考えて、現状に妥協してしまう。

「サバイバー」がスパイ映画とは正式には言えないかもしれないが、この映画の強いヒロインのように、自分の能力への確信と生きる上での確固とした信念を私は潜在的に求めているのだろう。

今度、ハロワで、ちょっと、きつめでもいいから、正社員の仕事を探すかな。とおもった。