早熟だったが成熟は遅かった。
お恥ずかしい話です。よく、地元の友達が自分の際が解った、というんだけれど、
その友達も早熟な文学青年で、文学の病から抜けきるのに相当苦労したと言っていた。
その地元の友達に、文学の病から抜けた秘訣を聞くと、小説をじゃんじゃん投稿することだ。と言っていた。
投稿するって一種の博打なんだけれど、周りの友達に見てもらって、すごいねえ、こんなに書けて、と言われるよりは、落選という、峻厳な事実を何回も何回も突きつけられた方がいいと言っていた。
昨日、感心して聞いていた。自分も自分なりの際が解って、自分の人生と和解できるかもしれない。と思った。受かったら、それはそれでラッキーだけれども。
競馬に傾けてきた労力を少し削って、小説を書くという作業にあててみようと思った。